オフショア開発、ベトナム開発

オフショア開発ベトナム開発拠点の作り方

9 View

はい、こんにちはオフラボの花井です。

今回はオフショア開発の開発拠点の作り方を説明していきます。

オフショア開発を希望されているお客様の中には、後々オフショア開発の開発拠点を持ちたいお客様もいます。

開発拠点を作りたい理由は、オフショア開発のような外部の企業に開発を依頼をすると、コントロールしにくく、自社開発チームよりも競争力が劣るためです。

強い開発チームを作成する方法として、オフショア開発を利用することは非常に有効な手段です。

費用や開発力で多くのメリットがあります。

オフショア開発アカデミーのご案内

オフショア開発について体系的に学べる情報サイト【オフショア開発アカデミー】では、オフショア開発の全体像やポイントを無料で学ぶ事ができます。

ご興味がある方はこちら

https://offshore-dev.com/

オフショア開発の開発拠点を作り方

皆さんのイメージされているものは現地の開発会社を立ち上げることをイメージされていると思います。

確かにそのイメージは間違っていないですが、開発会社を立ち上げることは、自社開発チームのゴールになります。

最初から現地会社を作ると多くのコストや現地の会社を管理する人を用意する必要があり、様々なリスクや手間がかかります。

現地会社を作ることとそのようなリスクや手間を考える必要があります。

ほとんどの人にとって、最初から現地開発会社を作ることは、リスクや手間から考えると難しいと考えられます。

では、どうしたらいいのか。

下記の順番で開発体制を作っていくことをお勧めします。

1、ラボ型

ラボ型オフショア開発とは期間を決めて、その期間内であれば開発チームが柔軟に開発できます。いろいろな開発をすることができるタイプのオフショア開発です。

この方法で行うことで、ベトナム人にオフショア開発で開発を依頼したり、実際にオフショア開発を行うことでオフショア開発自体を学ぶことができます。

ベトナム人と一緒に開発することやリモート開発を学ぶ事ができます。

オフショア開発ラボ型でベトナム人との開発を何度か経験すれば慣れてきます。

しかし最初は難しいです。

開発に関する情報共有の方法や開発者のタスク管理などラボ型を経験して、学ぶことができます。

ここに慣れてくると、少しずつオフショア開発のポイントがわかります。

ベトナム人と一緒に働くということやリモート開発をスムーズにできるようになります。

まずはラボ型で開発がでくるようになることが、質の高い開発ができるようになってもらうのが第一段階です。


2、オンサイト開発

次にオンサイト開発を行います。

オンサイト開発とは、依頼する企業が、従業員として開発者を雇って、その開発者の管理を現地の会社がやっていくと、(開発者を)管理するサービスだけ依頼するようなタイプのものです。

ですので、オンサイト開発をすると、例えば、オフラボでうちのオフィスにお客様が雇用した開発者に来てもらって、時間通りに来て、開発をして、開発が終わったら帰る勤務時間にちゃんと働いていたかどうかとか、後は他のことをやってなかったかとか、そういったことをチェックしていきます。

そういった勤務管理だけは現地がやっていくことで楽なんです。現地に管理者がいなくてもいいですし、後はバックオフィスの、勤務時間のタイムカードや保険など、管理会社に任せることができますので、楽なんです。

オンサイト開発は現地の管理部分をサービスとして外部に委託することができます。(ラボ型に比べて)何ができるかと言いますと、評価と採用の部分です。

  評価

ラボ型はラボ型は開発会社が採用して、(開発会社が)評価をして、給料が変わったり、ポジションが変わったりします。なので、反対に言うと評価とか採用部分が依頼者側でできないもんですから
なかなか(開発者の)モチベーションをコントロールすることが難しいです。(開発者を)コントロールすることも難しいと、オンサイト開発というと、評価だとか採用の頼者側の日本企業がコントロールする事ができますので、頑張ってくれた人には給料が上げましょうとか、良くなかったのでクビにしましょうとか、そういうことが出来ます。

ですので、そういった意味で言うと、そのモチベーション管理だとか、後は採用でどれぐらいの形で採用していくのか、最後現地会社の練習できる訳です。

採用だとか後は評価部分を生かして、そのベトナム人を含めた会社をチームビルディングしていく練習ができます。ですので、オンサイト開発をここで一回挟むことによって、そういった部分で練習して経験を積むことができますので、そこを一回経験してもらうと、その後スムーズになってきます。

  費用

費用としてもラボ型からオンサイトに変わると少し下がります。ですので、そういった部分で言うとラボ型からオンサイト開発に切り替えるのはメリットがあるし、ただデメリットとして、オンサイト開発というの自社に開発者を用意する事があります。

ラボ型ですと短期間の契約で2ヶ月から3ヶ月の契約することができます。その中でこの開発者は業務がなくなったのでチームから抜けてください。その費用は発生しませんというような感じでできるんですけども、オンサイト開発というのはそれができないんです。

ですので、開発者を雇用したら、その開発がやめるまで、クビにするそれまではもうずっと雇用しておかないといけないです。後は開発者が開発する業務が少なくなったとしても、その開発者分の費用を絶対発生しますので、そういった部分で言うと、チームが固定されてしまうリスクがあります。

③現地会社

ここまで来たら現地の管理者だとか法人の設立だとか、そういった業務を行っていくだけで現地の開発会社を作ること時間がかかります。

(設立の)手続き面など半年ぐらいかかってしまいますので、そういった部分で結構長い時間をかけて、スケジュールをしていく必要があるというところです。

ここまでは時間をかけて、後はやるかやらないかという話になってくるので、そんな心配はいらないんですけども、最後に何ができるかというと全て管理することができるようになりますと、例えばマーケティングチームだとか開発チームだとか色んなベトナムの立地を活かしてです。

色んな事業をすることができますし、後は現地会社が自立した組織になります。ですので、開発チームだけではなくて、現地会社としてどういったサービスを出していくのか、自立して考えていくこともできますので、そういった部分で言うと現地会社を作るメリットが大きいんじゃないかなというところです。

 まとめ

①②③という形で順番に開発の拠点を作って準備をしていくと、いきなり③を作って、練習しながら、経験を積みながらできますので、失敗も少なく済みます。

もしラボ型やってみて、ちょっと難しいかなとかベトナム人と働くの大変だなと思ったら、ここを辞めてしまってもいいです。ですので、そういった部分で言うと、無駄なコストを払わなくて済むと思いますので、開発の海外拠点で作りたいと思いましたら、こういった形で進めていくのがおすすめです。

はい、では今回はオフショア開発の開発拠点の作り方という形でお話をしてきました。

ご興味がある方はオフラボ・オフミツをご利用ください。

関連記事

【オフショア開発失敗事例紹介】 決済サービスの申請トラブル

2022/11/28 オフショア開発の基本 詳しく

【オフショア開発失敗事例】決済システムの申請トラブル

2022/11/24 オフショア開発の基本 詳しく

【オフショア開発失敗事例紹介】テスト後の修正を拒否された事例

2022/11/23 オフショア開発の基本 詳しく

【オフショア開発失敗事例】タスク管理トラブル

2022/11/23 オフショア開発の基本 詳しく

【オフショア開発失敗事例】日本語での情報共有の誤解

2022/11/22 オフショア開発の基本 詳しく