【オフショア開発失敗事例紹介】 決済サービスの申請トラブル
2022/11/28
オフショア開発の基本こんにちはオフショア開発のアカデミー・オフラボの花井です。
今回はオフショア開発の失敗事例30選の中から決済サービスの申請トラブルについて説明をしていきます。
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システムでは外部の決済サービスを活用する
システムでは、商品を購入したり、月額課金サービスを提供するなど様々な決済機能を使用します。
自動で更新されるような決済や安全にクレジットカード決済を行うために情報を管理するためには、システム内でクレジットカード決済などを行う機能を使用するよりも、外部の決済専用のサービスと連携して利用することが通常です。
システム内でプログラミングコードで連携するため、ユーザーからは分かりませんが、世の多くのシステムではこの外部の決済システムを利用して決済機能を実現しています。
決済サービスは様々なサービスがあります。用途や価格などから一つを選んで、システムに利用できるようにする必要があります。
決済サービスは申請が必要
プログラミングコードでシステム内に連携する機能を開発したら、決済機能がすぐに利用できるわけではありません。
決済サービスに申請をして、許可をもらうことが必要です。サービス提供会社やサービスの内容、決済情報の取り扱いなど、様々なセキュリティや会社情報から審査を受ける必要があります。
またサービスの内容や実際に機能の動作まで説明が必要になることがあります。
サービスのよっては開発が終わった後または多くの機能が開発終盤になって申請・審査を行うことが必要になる場合があります。
決済サービスの申請トラブル
上記のように開発の初期段階ではなく、開発が終盤になった時に申請をする必要があるため、
審査で修正などが発生した場合や作り直しが発生する場合はスケジュールに影響が出やすい事態を生じます。そのため、開発会社と依頼者でトラブルに発展しやすくなります。
決済サービスの申請トラブルで審査が通らない原因は、例えば、決済機能がうまく動いていない場合やサービスの内容の説明が不十分のことが少なくありません。
そのため、なんらかの対応が必要になり、また複数の審査が通らない原因がある場合もありますので、審査を通過するまで、時間がかかってしまうことも度々発生します。
開発期間の延長にもつながるトラブルです。
トラブルを防ぐには申請の条件とスケジュールを事前に詳細を確認しておくことが必要になります。
このようなトラブルは決済サービスの他にも、iPhoneアプリの申請やグーグルAPIの申請にも発生します。
その他にはInstagramAPIの申請やFacebook APIの申請も同様です。
まとめ
今回は決済サービスの申請トラブルの事例を説明しました。
決済サービスのように外部のサービスを使う場合は、申請・審査が必要になります。
事前に申請スケジュールをオフショア開発会社と話し合って対応することが大切です。