オフショア開発ラボ型 絶対に避けたいトラブルの原因と対応方法
2022/09/27
オフショア開発の基本はい、オフラボの花井です。
今回はオフショア開発ラボ型で多いトラブルについて説明をしていきます。よろしくお願いします。
オフショア開発ラボ型は、期間を決めて開発チームを作ってその期間内であれば柔軟に開発ができるというオフショア開発の開発方法の一つです。
そのオフショア開発ラボ型の特徴的なトラブルについて、今回は説明をしていきます。
オフショア開発アカデミーのご案内
オフショア開発について体系的に学べる情報サイト【オフショア開発アカデミー】では、オフショア開発の全体像やポイントを無料で学ぶ事ができます。
ご興味がある方はこちら
開発者の空き時間に関するトラブル
オフショア開発ラボ型は期間内であれば、柔軟に開発が出来ます。
しかしその期間内で一部の開発者が開発するタスクがなくなってしまう状況が発生します。
開発タスクがない開発者の時間についてトラブルになる場合があります。
開発タスクがない開発者の時間ももちろん費用が発生します。そのため開発者が開発していない時間まで、費用を払わないといけない費用面のトラブルが発生する事があります。
また開発していない時間があったことによって、本来開発できるはずだった機能が開発できなかったケースなどトラブルになりやすいです。
スケジュール
以上の問題について、どのように対策していくのかは、最初のスケジュールをどれだけ正確に作れる部分が非常に重要になってきます。
余裕があるスケジュールでは開発者のタスクに空きができてしまいます。しかし、あまりタイトなスケジュールでも、その通りに進まないこともあります。
ですので、経験が豊富な方を参考にしていただいて、アドバイスをもらいながら、しっかりスケジュールを作る事が大切です。開発者空き時間はトラブルが少なくすることができます。
タスク
タスクの内容を正確に把握できないことで、タスクの行う順番がずれていると、スケジュールがズレてしまうトラブルが発生します。
タスクを正確に把握する事は、トラブルを回避する対策の一つです。
またタスクが大量にあるという状況であれば、開発者の空き時間は発生しないです。
複数のプロジェクトを同時期に開発する場合や先のバージョンまで開発する機能を考えておくことで、あらかじめタスクを用意しておく事ができ対策することができます。
開発者の生産性
オフショア開発ラボ型では、例え期間内に全て終わらない場合も費用が発生します。開発者からすると、生産性が落ちる理由の1つになります。
開発生産性が落ちてしまうので、開発会社が管理をして、素速く開発ができるように努力する必要があります。
しかし、例え生産性が下がってしまっても、同額の費用が発生します。そういった時にやはりトラブルになります。
事前チェック
ではどのように対策していけば良いのでしょうか?
まず一つ目は事前チェックです。
担当する開発者は生産性が落ちやすい開発者なのか、いつも頑張ってやってくれる開発者なのか、そういったものを事前にチェックする事が重要になります。
定期チェック
開発者の生産性を常に良い状態にすることは簡単ではありません。
開発会社でもなかなか目が届かないというような状況も発生したりします。
そういった時に定期チェックで開発者がしっかりこの時間に何をしていたのか、このタスクの開発時間は妥当だったのか
そういったことを定期チェックをすることが必要になってきます
開発者や開発会社の変更
これは最後の手段です。
開発者の生産性が上がらない場合やオフショア開発会社が対応しない状況が発生した時に、開発者やオフショア開発会社を変える必要があります。
しかし、長期間のラボ型の契約をしている場合は変更する事が難しいでしょう。
そのため契約書や打ち合わせで対策しておくことが必要です。
長いシステム開発では、開発開始時には予測できないトラブルが発生します。そのため対策をあらかじめしておくことで、こういったトラブルのは未然に防ぐことができます。
今回はオフショア開発ラボ型で多いトラブルについて説明をしました。
ご興味がある方はオフラボ・オフミツをご利用ください。
オフラボ
オフミツ
では、今回はこれで終わります