オフショア開発ラボ型 で利用すべきプロジェクトの特徴
2022/09/16
オフショア開発の基本はい、こんにちはオフラボの花井です。
今回は、どのようなプロジェクトでオフショア開発ラボ型を利用するかについて説明をしていきます。
オフショア開発ラボ型は、開発期間を決めて、その開発期間内に開発チームを作って、その開発期間内であれば、柔軟に開発を行うことができるというスタイルのオフショア開発ですね。
ですので、柔軟に開発ができるという特徴があります。
その他にも、ラボ型には様々な特徴がありますが、今回はどのようなプロジェクトの特徴がラボ型開発に合うのかについて、説明をしていきたいと思います。
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試作品など段階的にリリースしたい場合
特徴の一つ目は、プロジェクトを段階的にリリースをしたい場合です。
これは例えばモバイルアプリの試作品を作って、その後にリリースをして、その後に機能を改善したバージョンを作っていくような、段階的にリリースをしたいというようなスケジュールのプロジェクトです。
このようなプロジェクトとラボ型と合う理由は、オフショア開発のラボ型が、短い期間を区切ってスプリントと言われる期間で、開発していくことが理由として挙げられます。
スプリントの短期間の開発サイクルを、試作品や改善したバージョンの開発のサイクルに合わせてスムーズに開発を行うことができます。
短期間のサイクルで開発するスタイルと段階的にリリースをプロジェクトの相性が良いです。スケジュールを合わせることが簡単になります。
ですので、段階的にリリースをしたいプロジェクトであればラボ型は、相性が良いと言えます。
ニーズを確認しながら機能を柔軟に変更したい場合
二つ目は、ニーズを見ながら機能を変更したい場合です。
多いケースは、まずは試作品をリリースして、その後にユーザーのニーズや反応を見ながら機能を変更していきたい場合です。
このようなプロジェクトは、柔軟な開発ができるオプション開発のラボ型と相性が良いです。
具体的には、まずは試作品の開発を行って、その後にニーズを見ながら、例えばAっていう機能を追加します。あるいはBという機能を追加します。
あるいは、試作品開発を行った後に、ニーズがなかったので、開発を中止することも選ぶことができます。
このように、かなり柔軟に開発を行うことができます。
上記のようなプロジェクトには、相性の良い開発スタイルです。
複数のプロジェクトや多くのタスクがあるプロジェクト
三つ目は、前述した内容と少し異なり、開発リソースを有効に利用できる状況のプロジェクトの場合です。
例えば、ラボ型を数ヶ月の契約した時に、数ヶ月の期間中に開発者の空き時間ができる場合があります。
そういった開発者の空き時間ができてしまうと、その期間も費用が発生していますので、費用が無駄になります。
費用が発生しているのに開発することがないとなると、コスパが悪くなります。
このような無駄があると、ラボ型の費用がもったいないです。
このような無駄な時間を解消するには、複数のプロジェクトがあると、有効に開発者を活用することできます。
具体的には、AとBというプロジェクトがある状態で、最初はAというプロジェクトを開発します。
そのAというプロジェクトを開発完了した後に、ニーズを確認したい場合は、実際はそのニーズを検証する期間必要になります。
大体1ヶ月ぐらいの期間が必要になることが多いですが、その検証期間は、リリースが完了して、ユーザに使ってもらうことや会社向けの個人向けのシステムであれば一回試作品を導入していただいて、その間にいろいろ使っていただいて、反応を見るなど一定の期間が必要になります。
そのような期間には、開発者の開発タスクがなくなるなど、空き時間ができてしまいます。
空き時間の間に、Bプロジェクトがあれば、Bプロジェクトを開発を進めることができます。
ですので開発者の時間が開いてしまうっていうことを避けるためには、開発プロジェクトが複数用意しておくと有効活用することができます。
二つ目の対策も、同じような対策ですが、多くの開発タスクを事前に用意しておくことですね。
仮にプロジェクトがAプロジェクトしかない場合であっても、最初に開発する機能とその後のバージョンで開発したい機能がたくさんある場合です。
そういった場合は、Aのプロジェクトを開発してニーズを検証してる間に、次の機能を作ることが可能になります。
そのような開発タスクがたくさんあれば、開発者の空き時間ができてしまうことを防ぐことができます。
開発タスクを事前に用意しておくことで、開発者の時間を有効に活用できます。
最後の空き時間の問題は。ラボ型を始める前は見逃しやすい部分です。
まとめ
今回説明した部分を対策すれば、オフショア開発ラボ型を有効に活用することもできます。
対策することで、柔軟に開発ができるラボ型の特徴を活かすこともできます。対策をしてラボ型を検討してみてください。
※なお、開発会社の探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。
今回はこれで終わります。