【オフショア開発のよくある質問】国内開発・社内開発・オフショア開発の選び方
2022/07/06
オフショア開発の基本このページでは、オフラボにいただいたオフショア開発に関するご質問について、よくある質問について公開しています。
一般的な質問の内容になります。個別でご質問をご希望の方は、導入相談よりご相談ください。
ご質問内容
アプリ開発は自社開発、国内外注、オフショア開発をどのように選んだらよいでしょうか?一般的にはどのように選ぶことが多いのでしょうか?
またオフショア開発を選ぶ際に注意点はありますでしょうか?
回答
ご質問ありがとうございます。
様々なケースが考えられるため、以下に参考になるケースを記載いたします。
(全体の傾向)
一般的な傾向については把握致しかねますが、複数社でアプリ開発を検討されているお客様が多い印象です。
その中でも国内の開発会社・ベトナムなどの開発会社に発注するオフショア開発会社・自社で開発を行う自社開発を検討されているお客様も少なくありません。
その中から費用の関係からオフショア開発を選択される結果もしくは、社内に少数のプロジェクト管理人材を用意し、期間を決めて柔軟に開発する方法(ラボ型開発。後述します)を選択する結果が多い印象です。
しかし予算やサービス、運用会社の状況で選択する方法も変わるかと思います。以下に開発方法を選択するための大まかな情報を記載しておきます。
(新規サービスの場合または社内に開発経験が少ない場合)
オフショア開発は大きくシステム・アプリ開発は、プロジェクトごとに発注していただくケース(以下、プロジェクト型開発)、期間を決めて専属開発チームを契約するケース(以下、ラボ型開発)に分けられます。
国内開発でもラボ型開発は可能ですが、費用の関係からあまり現実的ではありません。
全くの新規開発で行う場合、サービスや売り上げの予想が難しく、出来るだけ費用をかけずに開発したいお客様は、オフショア開発のプロジェクト型が費用をもっとも削減できるため、選択することが多いです。(国内開発の1/3程度で開発できます)
ウォータフォール開発で柔軟性にかけますが、まずは新規サービスをリリースし、その後、サービスの様子を見ながらラボ型にてアプリの改善を行なっていくスケジュールで適切に安価にアプリ開発を進めることができます。
(新規開発で社内で開発経験が多い、またはすでにサービスがリリースされており改善をしていきたい)
このような状況の場合は、最初からラボ型を選択し、発注会社側に専属開発チームを作るような感覚でアプリ開発を進めることができます。柔軟な開発ができるため、途中での仕様変更に対応しやすく、柔軟な開発を行うことができます。
その一方で、発注会社側の協力が不可欠で、また開発に慣れていないとスケジュールが遅延するなどデメリットもあります。
(国内開発)
オフショア開発に比べ、費用が3倍程度が目安になります。
そのため、予算に余裕がある、社内の規定で海外の発注は難しいなどの理由がある場合は、国内開発を選択する会社様が多いです。
(自社開発)
こちらは費用としては国内開発とあまり変わらない上、マネジメントや採用などの業務が発生するため、難易度が非常に高いことが特徴です。
しかし、競争力のあるアプリを開発するためには、いずれ自社開発に移行する必要があります。
弊社のお客様の傾向として多いのは
最初はオフショア開発で開発を進め、
- サービスが成長してきた段階で内部開発に移行する
- オフショア開発の経験を生かして、自社のオフショア開発会社を設立する
- 開発者が固定のラボ型開発を契約し、自社の専属チームとして社内開発と同等の開発力を作る
ことを行なっております。
弊社でも、開発が進んできた場合に、内部開発移行サポート、オフショア開発設立サポート、専属ラボ型契約など自社開発などの開発力のある環境づくりのサポートを行なっております。
(デザインについて)
デザインは利用するユーザーによって国内開発・国外開発など選択する必要があります。
オフショア開発では、弊社ではベトナム人デザイナーが作成するため、どうしてもグローバル視点のデザインになりがちです。
日本国内向けのデザインを希望の場合であれば、国内のデザイナーに作成後に指示していただくか、デザインモックなどを作成し、ベトナム人デザイナーに詳細まで指示していただく方法がおすすめです。
もしサンプルがご希望であれば、ご面談時にお見せ致します。
以上となります。プロジェクトによって、様々なメリット・デメリットがあります。
プロジェクトに合わせたご提案などが可能です。よろしければ、導入相談から面談をお希望ください。
よろしくお願い致します。