オフショア開発新規プロジェクトを依頼前に作成する資料のポイント

4 View

はい、こんにちはオフラボの花井です。
今回はオフショア開発を利用して、新規プロジェクトを開発する時に開発会社に依頼するための資料について、注意点を説明していきたいと思います。

オフショア開発アカデミーのご案内

オフショア開発について体系的に学べる情報サイト【オフショア開発アカデミー】では、オフショア開発の全体像やポイントを無料で学ぶ事ができます。

ご興味がある方はこちら

https://offshore-dev.com/

オフショア開発会社に依頼するために必要な資料とは


オフショア開発だけでなく、新規プロジェクトで開発を始める時には様々な資料が必要になります。

開発会社にお問い合わせをするときは以下の資料とチェックがあると、お問い合わせが円滑に進みます。

1) 要件概要・デザイン下書き

要件概要とは、システムの機能やページなどを簡単にまとめた資料のことです。

デザイン下書きを作成して、ページの構成やテキスト、表示するデータなどを用意すると正確に伝える事ができます。

デザイン下書きは鉛筆で書いても大丈夫です。

下書きデザインを作るツールなども利用すると良いでしょう。

2) 開発者のチェック(機能の削除、バージョン設計)

お問い合わせする時に資料の開発者のチェックをしていない場合が非常に多いです。

開発者のチェックは非常に重要で、なおかつ抜けやすいという特徴があります。

これは作成した要件資料やデザインを開発者や開発の経験がある方がチェックすることで開発するシステムの不備などを確認する作業です。

この作業は非常に重要です。

なぜなら、新規プロジェクトや新規システム開発を行う場合は、ユーザーのニーズなどを多く取り入れてしまいがちです。

たくさんの機能がついた開発要件となります。

しかし、新規プロジェクトはユーザーのニーズが不明確で、開発する機能について慎重になる必要があります。

不要な部分を削除することや簡易的な機能に変更して、開発するコストを下げる必要があります。

開発優先度や開発工数を確認して、開発バージョンごとに設計していきます。

3) 開発会社にお問い合わせ

オフショア開発会社は開発のプロですから、上記の開発要件の作成やバージョン設計、無駄な機能の削減をしてくれるケースもあります。

しかし、オフショア開発側の立場から考えてみると、機能の削減をすることは開発工数が減り、売り上げが下がります。

そのため機能を削減したり、簡易的な機能にして、開発コストを下げる事は積極的には行いません。同じような理由で、バージョン設計の部分も消極的です。

オフショア開発会社の立場からして、工数の多いプロジェクトの方が売り上げが多くなります、バージョンを分けて、契約を分断するより、まとまった契約をしたいことは当然です。

オフショア開発会社に上記のことを期待する事は出来ません。

オフショア開発会社に問い合わせをする前に、上記の開発者の確認をすることは、コストを下げる上で重要な作業になります。

まとめ

今回は、オフショア開発会社に問い合わせをする前に作成する資料とポイントについて説明しました。

開発するシステムの開発者チェックは、オフラボまたはアカデミーのサポートで行っています。

ご興味があれば、オフラボ・アカデミーサポートをお問い合わせください。