【オフショア開発失敗事例紹介】開発ドキュメントに関するトラブル

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こんにちはオフラボの花井です。

今回の失敗事例では開発ドキュメント未作成の場合に発生するトラブルについて説明します。

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開発ドキュメントとは?

開発ドキュメントはシステム開発では必ず作成する資料です。

開発ドキュメントには機能の詳細の説明やサーバーの情報、パスワードに関する情報だけでなく、アプリケーション設定やサーバーの設定など、設定事項に関する情報が記載されています。

他にも開発ドキュメントには様々な情報が記載されていますが、システム開発に重要な多く情報を記載した資料です。

実際に開発するときは、開発責任者やプロダクトマネージャーなどが開発ドキュメントを作成して、その後に開発ドキュメントに合わせて開発者が開発を行っていきます。

そのためシステム開発では開発ドキュメントは必要不可欠です。

開発ドキュメントがない場合、開発者が何をどのように開発をしていいのかわからなくなります。

通常は、この開発ドキュメントを作成し、正確に開発していきます。

しかし、開発ドキュメントがない場合であっても直ちにトラブルになることはあまり多くありません。

なぜなら、開発メンバーで会話やメッセージで情報を共有することで、開発を進めることができるからです。

そのため、開発ドキュメントが未作成であっても開発中はトラブルが発生せず、トラブルが顕在化しない場合もあります。

なぜ開発ドキュメント未作成がトラブルになるか

では開発ドキュメント未作成の場合に、いつトラブルになるのでしょうか?

それは開発ドキュメントがないことで、引き継ぎができない場合にトラブルになります。

具体的には、開発完了前後の納品時にトラブルになる場合が少なくありません。

これまで開発メンバー同士では、会話やメッセージで情報共有をしてきました、

そのため、開発者は内容を頭の中で理解しているだけで、新たな人物に引き継ぎを行うことが困難です。

例えば、別の開発会社に引き継ぎを行うことや、他の開発者に引き継ぎを行いたい時に、ドキュメントがないことで、引き継ぎを行うことができません。

そのため、引き継ぎを行う時期になると、問題になります。

この問題が大きなトラブルになりやすい理由の1つとして、問題が発生する時期が影響します。

開発が完了時に、不具合修正やスケジュール遅延など、別の問題が起こっている場合も少なくありません。

そのため、様々なトラブルが重なって、大きなトラブルになります。

このようなトラブルが重なると、開発ドキュメントのトラブルに対応できなくなり、開発者が会話で共有する対応も難しくなります。

どのように対策するか

ドキュメントの内容や記載事項、確認の時期などを事前に決めておきましょう。

ドキュメントがない場合も、システムが開発不能になることがありませんが、多くの時間とコストが余分にかかってしまいます。

できれば契約書に開発ドキュメントの内容について、記載しておくと心配ないでしょう。

まとめ

今回はこの開発ドキュメント未作成に関わる失敗事例について説明をしました。

オフラボでは、以上の対策を行いながらドキュメントを作成し、依頼者様と共有しながら開発を行います。

ご興味のある方は、オフラボまでお問い合わせください。

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